人生は素晴らしい

男性アイドル(ジャニーズ、2次元)オタクによる考察ブログです。

「僕らのごはんは明日で待ってる」を見てきました

こんばんは。
本日、「僕らのごはんは明日で待ってる」を見てきました!
全国公開されたのはだいぶ前だったのですが、私の住む地域では先週からの公開でした!
なので世間的には波に乗り遅れてる感あるかもですが、私にとっては全然タイムリーです(笑)

なお、映画本編のネタバレを大いに含みますので(多分)、ネタバレNGの方はブラウザバックをお願いします。

まずは、映画全体の内容としては、青春!恋愛!がテーマとなっていました。
その中での主人公の成長や葛藤が高校~大学生まで、時系列で描かれていました。
私は心がババアなので、「きゅんきゅんする!」ってよりは子供の成長を見守るような気持ちで見ていました。

映画を見て私が感じたことを書きなぐっていくので、まとまりなんてものはきっと一切ないと思います。
ではいきましょう。

まず、今回裕翔くんが演じた葉山は一言で言うなら冴えない男子でした。
クラスに一人はいる冴えない男子。(ただし現実の冴えない男子はあんなにイケメンではない)
裕翔くんのいかにも「クラスにいる冴えない男子感」を見て俳優・中島裕翔としての成長を感じました。
ピンクとグレーではトップ芸能人で、今回はイモ男子でしょ…
トップ芸能人のときはキラキラしてて、イモ男のときにはほんとに地味男子なんだよ……
この振り幅よ!!!
180度全然違う人柄を演じきれる中島裕翔よ!!!
この「誰にでもなれる」点は彼の大きな強みになるし、これからもどんどん磨いていってほしい所存です。
真ん中に置いて華が出る山田涼介、どこに置いても輝ける中島裕翔、二人とも違う魅力を持っていてどちらも自分の武器になる。
そんな二人の関係性イイヨネ…

ピングレと僕ごはで裕翔くんの演じる人柄は全然違う一方で、身近な人の死にぶつかる辛さを味わっている点では同じだと思いました。
だけどその辛さとか葛藤は全く違うものだから、その葛藤をどう表現するか悩んだりしたのかなあと個人的には思いました。

また、今回ストーリーのなかで一番いいなって思ったのが、葉山くんの誠実さです。
葉山くんは小春ちゃんとお付きあいする前に「幸せを手にしてしまうと、それを失ったときに悲しいからだったら最初から伸ばさない」的なことを言っていて、確かにそれも一理あるよなあと思って聞いてました。
春ちゃんと別れた後「ほら、だから手を伸ばしたくなかったのに」のような後悔の言葉は葉山くんの口からは一切出てきませんでした。
葉山くんは小春ちゃんを好きになった(手を伸ばした)ことは後悔していないんだろうなあって思いました。
そして周りのせいにしてしまえば楽なのに、それはしないんだなあって思いました。
作中を通して自分の不幸や状況に対して誰かのせいや環境のせいにはしていませんでした。
ネガティブだけど、周りのせいにはしない葉山くん、すごく誠実だなあと思ったし、小春ちゃんが言っていた「環境に対応してるところが好き」は、環境に対して誰のせいにもせずに向き合っているところが好きってことかなと考えました。

嘘は絶対につかないあたりからも誠実さが伺えましたね。
一瞬付き合った彼女とのデートシーンで小春ちゃんとの思い出話してるとき、「おいおいそこは彼女のためにも嘘の一つぐらいついてやれ」とか思いましたが、まあそれは葉山くんの誠実さ故なんだろう(笑)

そんな葉山くん、最終的には助言を受けながらも殻を破ることができました。
殻を破るまでに、ストーカースレスレみたいなところもあったけど、でもそのお陰で小春ちゃんのSOSに気づけたことを考えればチャラなのかな(笑)

最後はまとまって終わったなって印象でした。
二人で幸せになっておくれ……

個人的に少し疑問だったのが、最後のごはんのシーンでした。
ごはんは一体何を現してるんだろう……
作中に出てきたごはんはほぼケンタッキーだけで、ごはんらしいごはんは最後しか出てきませんでした。
でも、作品のタイトルってことはきっと何かの比喩なんだろうなーと。
途中で「いつ何があるか分からないから、食べれるうちに食べないと!」みたいなシーンがあるのだけど、きっとそことの関連なんだろうな………
ごはん=積み重ねられていく日常?
お米=日常の中の小さな出来事?
とか色々考えたけどバカなのでしっくり来るものが浮かびませんでした。
自分なりにでもいいからこういうの解釈できる人間になりたいものですね。

ここまでまとまりのない文章を長々と書いてきましたが、中島裕翔の白シャツ+ジーンズが最高of最高なのと、スーツがドチャクソ似合っているのでおすすめです。

また思い出したことがあったらちょこちょこ編集していきます!