【ネタバレ注意】実写版『鋼の錬金術師』を見てきました!
どうも!約半年ぶりの更新です。
今回はタイトルにもある通り、実写版『鋼の錬金術師』を見てきたので、レポというか、私が思ったこと、感じたことを綴っていきたいと思います。
レポをするにあたり、先に伝えておきたいのが、私は山田担だということです。
ですので、全く贔屓目がないとは言い切れません。
一方で、ハガレンという作品も好きで、漫画アニメ共に全部見ました。
山田担と原作ファン、2つの視点からレポをしていけたらと思います。
それではいきます!!!!!!!!
以下、ネタバレを含みますので嫌な人はブラウザバックお願いします。
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①初見には厳しいかもしれない
原作を見たから分かるけど・・・みたいなシーンがいくつかありました。
例えば、幼少期の人体錬成に失敗するシーンから物語は始まったのですが、「持っていかれた」のシーンはその時点ではありませんでした。
幼少期の後は現在で、レト教の教祖を追い詰める場面で「その腕と足・・・お前が鋼の錬金術師、エドワード・エルリックか!」「(鎧の)中身が、ない・・・だと?」みたいになっていて、何でこうなってしまったんだろう?というのが初見だとこの時点ではわからないよなぁと思いました。
また、この時点で何の説明もなしに「賢者の石」という単語がバンバン出てきて、分からない人は何故エドがそれを欲しがっているのかが分からないだろうな・・・と思いました。
ヒューズさんとマスタング大佐の関係性も作中では「同期」としか話されていませんでした。
イシュバール戦でのやりとりが無かったため、マスタング大佐とヒューズさんの関係性が「同期」で終わってしまったのがちょっと残念だったかな・・・。
なので大佐がヒューズさんの敵を討っている時も、初見の人には「同期」の敵の割には必死過ぎでは?と見えてしまったのではと思います。
②とにかくCGが凄い!
CGがとにかく凄くてびっくりでした。。
リアルで本当に実在しているものに見えたし、全然不自然じゃなかった。
CG相手に違和感ないアクションをする山田も純粋にすごいなぁと思いました。
撮影大変だっただろうな・・・
レト教の教祖との戦闘シーンでのエドの「格の違いってやつを見せてやる」でキャッキャしてしまった。
原作でも大好きなシーンなので!
作中に出てくる皆のトラウマであろうキメラのニーナもすごくリアルで本当に悲しくなった。
最後に出てくる白い人間兵器?もリアルで気持ち悪くなった。
アルは本当に本当に自然でした。
入場者特典の冊子に書いてあったんだけど、光と影の入れ方をすごく細かく調整されているらしく、こだわりと熱意をすごく感じました。
エドとの喧嘩のシーンも全く不自然さはなくて、アルって実在するんだって思わせてくれるぐらいのクオリティーでした。
ホムンクルス側もCGが沢山使われていたけど、個人的に再現率高いなと思ったのはグラトニーでした!
腹が開く部分とか本当に気持ち悪かった。笑
ハガレンを実写化するにあたり、CGが浮いたり不自然になってしまうといよいよ収集がつかなくなってしまうので、力の入り方とか手間のかけ方をすごく感じました。
③オリジナルストーリー
序盤~中盤は、原作の要所要所をつまみながら・・・といった感じでしたが、最後はほとんどオリジナルと言っても過言ではないかなと思いました。
まさかタッカーがあんなに活躍?するなんて思ってなかったぜ。笑
逆にマルコーさんすぐ死んじゃってちょっとショックだった。
2時間にいろいろ詰め込んだ分、1つ1つのエピソードが薄くなっていることは否定できないかなあと思います。
いやでもよくあれを2時間で納めたわ・・・。
個人的に残念だったのがマスタング大佐がただのイケメンになってしまっていたところかな~。
ちゃらんぽらんさが無かった・・・。
だからヒューズがマスタングに電話した時もコードが女の名前なの初見の人には伝わらなかっただろうな・・・
あと、ホークアイとの関係性もよく分からなくて残念・・・。
ウィンリィはノーコメントでお願いします。
Twitterにそこらへん上げてる人沢山いると思うのでそっちを見てくれ。
④まとめ
総括して、現在の日本の技術で表現できるめいいっぱいを使って作られた作品だと感じました。
時間の制限が無かったらもっと掘り下げることも出来たのかもしれないけど・・・。
少なくとも、原作ファンの人に「絶対面白いから見て!」とは私は言えないかなぁ・・・。
でも、製作側の熱意はすごく感じたし、ハガレンの世界を広げることは出来るのかなと思いました!
これを見る前から否定されるのはちょっと悲しいかな・・・。
もし少しでも興味があれば足を運んでみることをお勧めしたいです。
DVDよりも映画館で見た方が絶対楽しいと思います!
発表されてから何か情報が出るたび叩かれるを通り越してもはや大喜利をされていた実写化ハガレン・・・。
時にはエゴサして傷つくこともあったけど、何よりもハガレンという素敵な作品に出会わせてくれて感謝しています。
より多くの人が、映画館に足を運んでくれますように。
また、より多くの人が鋼の錬金術師という作品に出会うための架け橋になりますように。